転職求人への電話のかけ方。電話でのアポ取りから試験が始まっている!

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転職活動では、求人広告などを見て企業に応募の連絡をする際や、書類選考が通って企業から面接連絡を受ける際など、電話でのやり取りが採用担当者とのファーストコンタクトになります。

実はこの電話のやり取りから、選考に関する評価がはじまっている場合があるのです。

今回は、面接の予約電話のかけ方の雛形をご覧いただきながら、面接前から高評価を獲得するためのテクニックやノウハウを紹介します。

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電話する前にしっかりと準備をしておこう

応募者の方から企業へ電話をかける時には、自宅の固定電話を使うのがベスト…というのが少し前までの定説でしたが、最近は固定電話を持たない方も増えてきました。

大事なことは、お互いのやりとりの内容がハッキリ伝わることです。携帯電話やスマホでかける時には、電波の状況を確認してつながりにくくならないようにしましょう。

当然ですが、テレビやラジオ、周りの音やBGMなどはなしにして、できるだけ静かな状態でかけること。

かける時間帯についても注意が必要です。一般的に避けるべきなのは、以下の時間帯です。

・始業から1時間
・昼休み前後
・終業前の1時間

これらの時間帯は、休憩前後で仕事や連絡が集中してしまいがちです。どうしてもこの時間帯しかダメだ!という場合でなければ、避けたほうが無難です。

また、電話で面接日時の確認などをする際のために、手元にスケジュール帳やカレンダーは用意しておきましょう。

面接の予約電話のかけ方例

電話をかける時は、はきはきと話すことを心がけ、早口にならないよう、一度深呼吸するなどして落ち着いてからはじめましょう。

1.電話をかける〜名前を名乗る

お忙しいところ失礼いたします。
私は、○○○○のサイトで御社の求人広告を拝見した、山田太郎と申します。
応募の件でお電話いたしました。採用のご担当者さまに、お取り次ぎいただけますか?

・必ず自分の名前をフルネームで名乗りましょう。
・もし担当者が不在なら、
「改めてお電話いたしますが、何時頃おかけすればよろしいでしょうか?」と聞いておきましょう。

2.応募の意思を示す

御社の求人広告に掲載されている、(経歴や資格など)応募条件はクリアしています。
ぜひ選考の対象として面接をお願いしたいと思い、お電話いたしました。

・担当者に電話を取り次いでもらったら、改めて氏名を名乗りましょう。
・電話で、簡単な職歴や志望動機を聞かれるケースもあるため、事前に心構え(手元にメモや書類を用意)はしておきましょう。

3.面接日時を決める

(先方が指定する希望日時がNGな場合)たいへん恐縮ですが、その日は都合がわるく、できましたら○月○日にしていただけないでしょうか?
(希望日時がOKな場合)承知いたしました。

・都合がわるい時は、はっきりと意思表示をしましょう。代わりの日時を提示することも必須です。

4.日時と場所を確認する

では○月○日の○曜日、午前○時にお伺いいたします。
お訪ねする場所は、求人広告にあります(御社の住所)の受付でよろしいでしょうか?

・日時と場所は、絶対に確認しておきましょう。その際はメモを取ることも忘れずに。
・会社の住所はあらかじめ調べておき、もしも場所がわかりにくい場合は、アクセス方法や目印などを聞いておくことも良いでしょう。

5.最後のあいさつ

(採用担当者の名前を聞いていない時)失礼ですが、担当者さまのお名前を伺えますか?○○様ですね、ありがとうございます。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。当日もよろしくお願いいたします。失礼いたします。

・対応してくれた担当者の名前を聞いておきましょう。
・面接の調整をしていただいたお礼を述べて、(固定電話の場合は)静かに受話器を置きましょう。

油断せず、緊張せず、が成功の秘訣

電話応対はビジネスの基本マナーがつまっています。相手の姿が見えない分だけ、実際に会って話す時よりも、良いイメージも悪いイメージもふくらんでしまいます。

面接のアポ取りは採用担当者との交渉の場です。社会人として、どういった振る舞いができるか、そのベースとなる部分を判断される時間でもあります。

だからといって、「ちゃんと良い印象を与えなくちゃ!」と変に構える必要はありません。むしろ失点しないよう、失礼のないように無難に話せれば、そこでマイナス評価を受けることはないでしょう。

こういった電話でのやり取りをした経験が少ない人は、緊張することも多いはず。だからこそ事前準備をしっかりと行い、できればシミュレーションもするなどして、臨みましょう。

ひとつ注意すべきことは、一つ一つの企業に対し、常に丁寧に伝えることです。

転職期間が長引いて、面接予約も数々こなしてくると、どうしても電話がおざなりになってしまうこともあります。あなたにとっては何十社目の予約電話かもしれませんが、電話先の相手はちゃんとチェックしています。油断せず、常に真摯な気持ちで電話をかけるよう心がけましょう。

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