保育士を辞めたいと悩む人へ。子供好きでも他にゆずれない理由があるなら

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全国的に見れば保育士という仕事は社会に求められているはず。にもかかわらず、待遇面や仕事の質・量、そして人間関係などの問題により、保育士として働き続けることに自信をなくしている人が増えています。

子どもが大好きで、保育士という転職を目指したはずなのに、どうしてこんなに辛いのだろう…?

そんな悩みを抱える方に、今後の仕事との関わり方のヒントになる、そんな内容を紹介していきます。

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保育士を辞めたい理由。保育士ならではの悩みとは?

厚生労働省の調査によると、全国各地の保育所や認定こども園のうち、精神的なケアが必要だとされる保育士がいる施設が、なんと全体のおよそ27%に上がることが分かりました。

小さな子どもの安全を守らなければいけない、目を離してはいけない、といったプレッシャー。そして、親御さんや職場の上司・同僚たちとの人間関係での悩み。さらには保育士という仕事自体の待遇面での不満や不安。

様々なものが絡み合い、多くの保育士の方々が心のケアを必要としている実態が浮かび上がっているのです。

子どもの安全面での重圧

小学校に上がる前までの小さな子どもたちは、一瞬でも放っておくと何をしでかすかわからない、どこへ飛んでいくかわからない、非常に厄介な存在です(それが可愛い面もあるのですが…)。

施設での子どもたちは、ただ預かればいいわけではありません。保育士が責任をもって、生活習慣や集団生活の基本などを教えてあげなければならないのです。

保護者にしてみれば、施設に預ける時点ですべてうまくやってもらえると思ってしまいがち。自宅での大変さも忘れてしまった親御さんから、「保育のプロ」への過剰なまでの期待感を押し付けられることもあります。

子どもたちの様子を逐一しっかりと見ていたとしても、中には小さな怪我をしてしまったり、体調を崩す子もでてくるのは仕方のないことです。その後もしっかり対応していたにもかかわらず、クレームを吐かれたり抗議されたりするうちに、心が折れてしまって、自信をなくしてしまう。「全部自分がわるいんだ…」と抱え込んでしまってはいけませんが、保育士という仕事に愛着がある人ほど、そうした傾向があるのも事実です。

人間関係での悩み

特に民間施設で働いている保育士に多いのが、園長など上司との関係悪化です。園の方針や運営方法などに問題があった時に異を唱えたり、改善案を提案したりするだけでも、それが引き金となっていじめがはじまってしまうケースも。同僚たちとの間で、女同士のドロドロの争いに巻き込まれてしまうこともあります。

内部の人にしかわからないゴタゴタは、どこにでもあるとは言うものの、当事者にしてみれば耐えられない痛みが続くことになります。その職場を離れることでしか解決できない場合もあるのです。

また保護者との関係でも、モンスターペアレンツはもちろんですが、すべての親御さんは自分の子どもを最優先で考えてしまうもの。子どもたち全員をしっかりと管理・監督しなければならない立場との間で、特定の親御さんからの強引な要請や心ない言葉などのせいで、冷静な判断や対応ができないくらいまで追い込まれてしまうこともあります。

スタッフ同士や施設全体で対応しよう、と思っても、それぞれの保育士さんたちが手一杯で、自分以外の悩み事にはヘルプが間に合わない・できないという事情もあります。

仕事のハードさ

保育士のサービス残業の常態化はこれまでにもニュース等で多く指摘されています。にもかかわらず、現実問題としてそれが解消されるところまでいかないケースがほとんどのようです。

これは愛知県の例ですが、保育士の正規職員の方々の毎月の残業時間は平均18.9時間。そのうち、しっかりと超勤手当が支払われているのは平均4.2時間に過ぎないことがわかりました。

また、7割以上の保育士が仕事を自宅に持ち帰っていることが報告されています(愛知県保育労働実態調査より)。

子供の世話はもちろんしっかり行わなければならないのですが、大変なのは事務仕事や会議、打ち合わせです。

多くの場合、子供たちが少なくなる夕方から会議がはじまり、行事や連絡ごとが多い時期などはそれが2時間、3時間に及ぶことも珍しくありません。

さらにクラス便りの作成や翌日の準備、週間・月間の計画など、とても勤務時間内で収めるには困難なほどの仕事量が、どっさりと用意されているのです。

これほどハードな仕事であるにもかかわらず、仕事の時間管理が正確に行われておらず、さらに保育士自身にかなりの負担を押し付けるような労働形態がまかり通っている…といった日常が浮かび上がってきます。

待遇の低さ

保育士全体の給料の低さはかねてから指摘されていますが、政府の施策などで今後見直される可能性はあります。
ただ、そうは言っても、今現在の給料が安すぎる悩みがすぐに解決できるわけではありません。

一般的には保育士全体の平均給与はおよそ21万円程度ですが、中には手取りで12〜14万程度で何年も働いている人も少なくありません。公立と民間の違い、地域の違いなど事情は様々ですが、あまりに実情と合っていない待遇であると思ったなら、自分から動き出さなければいけません。

給与面以外でも、いろいろな悩みを抱えて精神的にケアが必要な時に、何かしらのサポートを受けたり、実際に治療を受けたりしたことがない人も大勢います。そうした精神面の疲れがだんだん積み重なって、体が動かなくなったり、頭痛がしたりなど、身体的な問題にもつながる恐れはあります。上司に相談して、対策をとってもらえない場合は、やはりその現状を脱出することを考えなければ自分がまいってしまうのです。

保育士の悩みを解消する方法

人間関係の悩み、給料の悩み、子どもたちを世話することへの悩み。いろいろな悩みや問題を解決する方法は、大きく分けると「職場を変える(転園)」「仕事を変える(転職)」のどちらかです。

今いる職場の中でなんとか解決できるようであればそれもいいでしょうが、そうはできないから皆悩んでいるのだとすれば、もう自分の立ち位置を変えていくしかありません。

職場を変える

勤める保育園を変えることで、様々な悩みをリセットし、心身ともにリフレッシュして、新たに保育士として頑張ろうという気持ちになれるのは事実です。

待遇面に不満があったのであれば、今までよりも給料の多い職場を探す。仕事のやり方に不満があったなら、よりオープンで評判の良さそうな施設を当たってみる。

施設ごとの特徴も大きく影響するので、自分が何を一番重視するかを明確にする必要があります。

大事なのは、自分が一番生かせる場所で、働く喜びを感じながら一生懸命仕事ができる環境です。

そのための「次の職場探し」へと踏み出していきましょう。

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保育士の仕事は、意外と横のつながりが少ないため、他の職場の様子などはわからない場合がほとんどでしょう。

まして、今の職場での不安や不満を、新しい職場に持ち越してしまっては意味がありません。

保育の仕事について、保育士の待遇や制度について、新しい職場についてなど「保育業界に精通したプロ」の人から提供される具体的な情報を知ることで、新たな明日への展望も見えてきます。

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保育士からの転職を考える

子どもが好き、子どもとふれあえる仕事が転職だ、という思いで保育士を選んだとしても、実際に勤めてみてはじめてわかることはたくさんあります。
子どもとふれあえる仕事は保育士以外にもありますし、また大きく考えを変えて、まったくちがう世界へ飛び込んでみることも、誰に何を言われる筋合いはありません。

大事なのは、これからの自分の人生をどのように輝かせたいのか。今の悩みを解消しながら、もっと充実した明日へとつなげるために、自分なりにどう取り組んでいきたいか、という気持ちです。

新しい世界へと踏み出すことを決めたなら、保育士として勤めてきた経験は将来の貴重な糧として生かすことができるのです。

保育士の求人は増えている。辞めてから復帰する道もある

働く女性が増えている現在、子供を預ける保育所の増設もあって、保育士の人材は慢性的に不足しています。

そんな中で60歳以上の保育士希望者が増えていることが、厚労省の調査で明らかになりました。

60歳以上の人たちは年齢制限ではじかれるケースも多いでしょうが、年齢不問の求人に応募する60歳以上の方々が増加しているということです。

元々は保育士の資格を持って仕事をしていたけれど、一旦仕事を離れていた人たちが、経験を生かして再び復職している。そういった例が多いようです。

仕事を辞める・現場を離れる理由は人それぞれ。自分の子育てであったり、上記で挙げたような問題のためかもしれません。

ただ保育士という仕事自体は依然需要があるため、一度辞めても再起できる可能性は高いのです。資格を持っていれば、さらに強みとなるでしょう。

60歳を超えても働ける仕事は、そうそうありません。今はどうしても続けられなくなって辞めざるをえない人でも、いつかまた復帰できるかもしれない。道は続いていると思えば、「今」の決断をためらわずに進めることができるのではないでしょうか。

保育士からの転職を目指すなら、信頼できる転職のプロに相談を

保育士としてのキャリアをどう生かすべきか?今の自分に足りないスキルや経験をどうやって補っていけば採用につながる?

そういった疑問や転職の悩みは、自分一人ではなかなか解決できません。

保育士としてのキャリアを活かしたいけれど、まったく別の業界で本当に通用するのかな?

今の自分に足りない技術や経験は、どうやって補っていけば希望する仕事に就けるのだろう?

特に、まったく別の業界への転職をめざす(キャリアチェンジ)なら、どんどん湧き上がってくる疑問や不安にくじけてしまいそうになるかもしれません。

今の時代、効果的に、効率良く転職活動を進めるためには、「転職のプロ」に相談して確かなアドバイスを受けながら行動することが、採用への近道になってきます。

保育士からのキャリアチェンジには、豊富な選択肢が用意されている転職エージェント【doda(デューダ)】がおすすめです。



dodaといえば取り扱い求人数・転職支援実績ともに日本最大級の転職エージェント。

さらに「転職者満足度ナンバー1」と、転職経験者からの評価も非常に高いのが特徴です。

業界最大級の取り扱い求人数は、約10万件。業績の良い大手・優良企業や外資系、活気あふれるベンチャー企業など、豊富で多彩な求人案件が用意されています。

登録した方だけが応募できる非公開求人は、80〜90%。実に80,000件以上です。

企業からの信頼が厚いため、「doda限定」の求人案件も多数揃っています。

限定求人は高年収・高待遇の人気案件であるケースが多く、限定求人に応募するチャンスを得るだけでもdodaに登録する価値があると言えます。

全国各地に拠点があるため、首都圏・大都市圏以外の方でも効率の良い転職活動ができます。

dodaを利用することで以下のメリットがあります。

◎自分のキャリアやスキルを客観的に整理できる

各業界・職種に精通したキャリアアドバイザーがあなたの専任となってくれます。

その上であなた自身のキャリア(経歴)やスキル(技術)を総合的に判断し、現在の転職市場での強み・弱みを整理できます。

自分一人ではなかなか客観視できない自分自身の能力を、プロの目でしっかりとチェックすることで、転職成功の確率をアップすることが可能になります。

◎自分の適性を活かせる仕事を見つけられる

あなた自身の強みや希望を知り、実際の求人案件と照らし合わせながら、様々な選択肢を探り出していきます。

イメージ通りの仕事はもちろん、思いもしない新しい業種・職種に出会うことも珍しくありません。

一人では見えない未来の可能性を広げることもできるのです。

◎万全の書類作成法や面接対策

希望する企業の人事担当者に興味や関心を抱かせる履歴書や職務経歴書の書き方とはどんなものか。

プロの視点からの最適なアドバイスを生かすことで、応募書類の時点でライバルから一歩抜け出すことも可能です。

面接が不安な方には、できる限りの詳しい面接情報を事前に知らせてもらえます。

◎求人票では見えない情報もわかる

応募する会社の社風や現場の雰囲気、業界そのものや会社の動向など、「生」のリアルな情報を提供してもらえます。
より具体的な将来像を描くことで、応募へのモチベーションアップやキャリア形成の道筋を立てることができます。

登録からエージェントとの面談、企業の面接、内定、入社まですべて無料です。

無料登録をした後に、キャリアアドバイザーから連絡(メール・電話)が入ります。面談し、あなた自身をキャリアアドバイザーに知ってもらうことから、本格的な転職活動がスタートします。

自分の未来は、仕事で変えることができます。最高の転職を実現して、どうか幸せな未来をかなえてください。



転職エージェントについて、こちらの記事も参考にしてください。

参考:転職が初めての人こそ上手に活用したい。転職エージェントは採用までの頼れるパートナー

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