コピーライターの転職。仕事や賞など実績をアピールする時の注意点

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コピーライターの転職事情は、わりと狭い世界でぐるぐる回っています。

つまり、今の会社から転職しようと求人情報を探し、大手代理店や人気の制作会社などの求人を見つけた時、周りの同僚たちも応募している(少なくとも情報を把握している)と考えた方がいいです。

ここで注意するべきことは、応募先がかぶってしまった同僚と、制作実績が同じものになるかもしれないということ。

その際は、応募先での面接アピール時などであまりに大げさに実績を誇張してしまうと、墓穴を掘ることになりかねないのです。

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仕事の実績をアピールする時の注意点

ほとんどの広告制作は一人で完結するものではありません。クリエイティブディレクター、アートディレクター、デザイナー、コピーライター、プランナーなど、それぞれの職域で専門技術を連携させながら(あるいはお互いの仕事をフォローしあいながら)作り上げていきます。

中にはコピー担当が複数名いることもあります。社内コンペやアイデアを出しあいながら一番ウケのいいものが採用されたとしても、その案を出した者以外もチームスタッフとして最後までこまごまとした仕事をこなしていきます。

それも立派な実績…には違いないのですが、世に出たものが自分の案ではない場合は、「これおれがやった仕事」とは堂々と言えないのも事実です。

大きなプロジェクトならなおのこと、履歴書やポートフォリオに載せたくなるのは仕方のないこと。

本当に自分が手がけた仕事であれば何の迷いもありません。詳細に、具体的に、どのようにその案を考え、携わったかを伝えればいい。

はっきりと自分の仕事です!と言い切れない場合が厄介なのです。

本当はあのキャンペーンコピーを書いたのは自分ではない、でも会議でいろいろと議論した中でフレーズの流れができたのも確かだし、いわばみんなの共同作業でできたものかもしれない。

実績はのどから手が出るほどほしい。名刺代わりの作品があれば、それがきっかけでアタマひとつ抜け出せるかもしれない。

でも、同じ仕事に参加した同僚が、この求人に応募しているとしたら…

あいつらも同じようにこの仕事のことをアピールしているとしたら…

不幸にもアピールがかぶってしまった時は、面接官が違和感を覚えてしまったり、良いイメージをもってくれなさそうなことは明白です。

そんな心配・事故を防ぐためには、あらかじめ周りの同僚にスパッと「あの会社の求人、応募してる?」と確かめてみるのが一番です。

応募がかぶってしまったら、重複アピールをできるだけ避けるための方策を考える必要があります。

もし同僚が誰も応募していないのなら、多少の誇張も心配ありません。1を10に見せるのは、ある意味で広告の基本です。まったくの嘘をでっちあげるのはダメですが。

ただし、立派な実績を訴求したとしても、実際の言動やクリエイティブ試験で充分な能力を発揮できなければ、先はありません。

のしあがっていくためのステップとして、次の扉を開けるための鍵として、どんな実績でも積み上げていくこと。それを手掛かりとして、利用していきましょう。

コンペなど受賞実績は疑いようのないアピールポイント

一方で、広告コンテストなどの受賞実績は、実際の仕事とはまた別のかたちで、転職時のアピールに役立ちます。

個人、または少人数で制作した作品で評価されたものは、積極的にアピールするべきです。

TCCやACCは実際の仕事でなければ応募できませんし(自主制作でも…というのはまた別のお話)、一般参加ができる新聞広告賞やコピー作品のみのコンペなど、まずは実績として残せそうなものには積極的に応募してみるという意識も必要です。

一般の広告賞やコンペは、いつもとは違う視点でモノを考えられることが多いもの。実際の仕事では考えもしない方法論やトーン&マナーを試してみることで、その良い影響がリアルな制作現場にフィードバックされることだってあります。

特に、日常の仕事でチャンスがないとふさぎこんでいる人、同じようなルーチンワークで脳みそが固まってしまいがちな人などは、広告賞への応募でひとつ壁を破れることも充分あるのです。

賞を取ってから転職するというシンデレラストーリーは果たして?

人もうらやむような有名な賞の1等賞を受賞して、それを手土産に転職する。

それが叶うなら、本当に素晴らしいことです。

ただ、その道のみをひたすらに追求してしまうと、先のない袋小路にはまりこんでしまうことも現実的にありえます。

朝日・読売・毎日広告賞を全部取る!とか、

宣伝会議賞グランプリを取る!とか、

挑戦することも夢見ることも大切です。ただ、その夢に固執していては先に進みにくくなってしまいます。

「賞を取る」こと自体がゴールであれば問題ないかもしれません。

しかし本当は、今の会社よりももっと自分を高められるところに転職したい、そのために賞が欲しい、というのなら、さらに別の手段を考えておくべきなのです。

クリエイティブ関連で良い転職先を探すなら、クリエイティブ専門の転職エージェントを活用するのは基本です。

もしかしたら、宣伝会議賞のコピーを1000本死ぬ気で考えることよりもはるかに実践的に、自分に適した転職先が見つけられるかもしれません。

広告戦略的にも、一つの方法論で一点突破を目指すよりも、多面的に全体最適なやり方を構築する方が、成功の確率や効果は上がってくるものです。

賞に挑む時は、全身全霊で打ち込む。

賞への応募が一段落ついたら、別の実践的な方法を探る。

こういったメリハリをつけることで、自分の次の目標・夢へのルートがパッ!と開けることも大いにあります。

賞への応募が終わったら、選考結果にあれこれ気をもむより、まずは転職エージェントに連絡して次の一歩を進めていきましょう。

自分自身の仕事実績など、「転職のプロ」という客観的な視点をプラスして棚卸しすることで、より効果的なアピールポイントが明確になることでしょう。

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マスメディアンは広告・Web・マスコミ職種に専門特化した転職エージェンシーであり、その転職支援実績は4万人以上(!)とトップクラスを誇っています。

何より宣伝会議グループなので、業界のあらゆる情報において質・量ともに他の追随を許さないものがあります。

特徴の一つは、企業ごとに専任の担当者がいること。
たとえば同じCMプランナーの求人であっても、会社によって採用のための傾向・対策が異なる場合があります。
そういった企業ごとの選考ポイントや評価軸をしっかりと押さえているので、マッチングがより的確であり、採用可能性も高くなるのです。

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それを実現しているエージェントと言えるでしょう。

転職相談できるのは、東京(本社)、大阪(関西本部)、名古屋(中部本部)、福岡(九州本部)、金沢(北陸本部)と、大都市圏が中心ですが、本気で転職に挑むのであれば自分のもっとも近い拠点に行って直接相談してみるべきです。
実際に訪問し、密にコミュニケーションをとることで、見えてくるものもきっとあります。

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