転職サイトと転職エージェントの違い。理解した上でエージェントを活用し尽くそう

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新卒で入社してはじめて転職活動をしようという人や、今まで一度も転職をした経験のない人などは、「転職サイト」と「転職エージェント」の違いをあまりわかっていない場合があります。

両者はそれぞれ特徴が異なり、その違いを正しく知ることによって転職活動をよりスムーズに、より効果的に進めることができるようになります。

今回は、転職サイトと転職エージェントがどう違うのかについて解説していきます。

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転職サイトと転職エージェントの大きな違い

転職サイトは、現在20代・30代の方たちが新卒の就活時に死ぬほど利用したであろう、リクナビやマイナビなどの就活サイトの転職版です。

膨大な求人情報から自分で条件の絞り込みをして検索し、目当ての転職先企業をピックアップして、自ら応募することになります。

すべて自己判断で、どの企業に応募するか、履歴書や職務経歴書はどう作るか、面接希望日時はいつにするか、スケジューリングや内定後の条件交渉などすべてを一人で行います。

一方で転職エージェントは、転職活動を様々な面からサポートしてくれるスタッフ(キャリアアドバイザー、キャリアコンサルタントなどの名称)と共同で進めていくことになります。

応募者とキャリアアドバイザーが面談を行い、応募者の希望・条件、キャリアやスキルを基に、応募者にふさわしいと思われる案件をキャリアアドバイザーがピックアップして紹介してくれます。

また応募書類の添削や面接のリハーサルなどを実施して、転職活動を有利に行えるような実戦的なアドバイスをしてくれます。

面接のスケジュール調整や入社後の条件交渉も代行してもらえます。在職中で時間がない人にとっては、こうした事務手続きの手間が軽減されるだけでも相当ありがたいことでしょう。

自分一人の判断で自由に活動できる転職サイト。

専従スタッフと二人三脚で計画的に活動する転職エージェント。

ざっくりと、両者の違いをおわかりいただけたでしょうか。

転職サイトと転職エージェントの特徴比較

◎求人案件数

転職サイト:業種・職種問わず幅広い求人案件をすべて見られます。大手転職サイトともなれば数万件単位も珍しくなく、そこから自分で条件を絞り込み、マッチする案件を探していくことになります。未経験分野でもチャレンジできます。

転職エージェント:一般に掲載されている案件のほかにも、登録するまでは非公開となっている案件(エージェント独自の情報)が多く、人気案件などの場合は非公開とすることで応募者を絞り込むこともあります。

◎サポート内容

転職サイト:基本的にはサイト経由の情報収集となります。条件を登録しておくとそれに見合う案件を告知してくれます。スカウト機能が付加されていると、エージェント側から接触があることも。

転職エージェント:案件選びから面接・提出書類のアドバイス、面接日時の設定、給与などの条件交渉など、一人ひとりに適したやり方でサポートしてもらえます。自分自身の負担はかなり減らせます。

◎応募企業とのやり取り

転職サイト:すべて応募者本人が行います。

転職エージェント:転職エージェントを通して面接の日時調整や条件交渉を行えます。本人が直接行うことも可能です。

◎転職スケジュール

転職サイト:転職活動の進捗に合わせる形となり、結果次第で長期になることもあり得ます。

転職エージェント:できるだけ早期に転職したい場合など、効率の良い転職活動が可能になります。一般的には1〜2ヶ月程度と言われていますが、応募者本人のペースに合わせることが尊重されます。

◎活動の自由度

転職サイト:すべて自分の判断によるもので、応募する企業を決めるのも、場合によっては転職活動を休むことも自由です。

転職エージェント:可能性の高い案件を紹介されるのでスムーズに活動できますが、すべて自分の希望通り(未経験業種へのチャレンジなど)とはいかないことも。

◎転職の成功について

転職サイト:自分次第です。転職サイトの有用な情報を充分活用することが必要です。

転職エージェント:専任の手厚いサポート、企業との適切なマッチング、独自の有益な情報取得が可能であり、一人で行うよりも転職成功の可能性はグッと高まります。

一人で活動するのが不安なら転職エージェントを選ぶべき

転職活動は、新卒時の就活とは別物です。当時のイメージで転職活動をはじめると、思わぬ苦戦を強いられることも大いにあります。

転職活動を有利に、効率よく進めるためには様々な方法があり、それを知っているかどうかで結果が大きく変わってくるのです。

こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

【新卒採用と中途採用の違いを知ろう!転職面接を成功させる第一歩です】

転職エージェントは、当然のことながら一人で活動する場合よりも多くの情報を持っています。さらに企業ごとに精通しているアドバイザーは、ピンポイントな有益情報を握っています。これまでに培ってきた多くの転職成功実績も、その価値を一層確かなものにしています。

有益な情報を生かせるのは、企業が求める人材像にフィットする応募者だけだとしても、それを知っているかどうかが大きな分かれ目となるのです。

転職エージェントを上手に活用することで、他の応募者たちよりも着実にポイントを積み重ねることが可能です。生きた情報を把握し、それを生かせるように動くことができれば、採用の扉は大きく開くことでしょう。

転職エージェント利用時の注意点

転職エージェントを利用して転職活動を効果的・効率よく進めるためにも、あらかじめ以下の点に注意しておくことをおすすめします。

早期の転職を考えているならOK

期間を区切るなど、1〜2ヶ月の早期に転職先を決めるという意思があれば、転職エージェントは最適な選択肢になり得ます。

逆にそれほど急いではいない在職しつつの転職活動で、結果的に長期的なものになっても構わない、という場合は、転職エージェントへの登録は不向きと言えます。

まずは転職サイトで広く情報を集めながら機会をうかがい、転職への意欲・状況が満ちてきた時に転職エージェントに登録する方法もあります。

キャリアチェンジは転職サイト活用も

たとえば営業から事務職へ、といったキャリアチェンジをしたい場合は、転職エージェントには不向きなケースも出てきます。

エージェントは現時点での実績やこれまでのスキルを重視するため、まったくゼロベースの職種への転職を希望する時に、それに見合う(採用可能性の高い)案件を絞り込めないこともあるのです。

そういった際も、転職サイトの方で「未経験でも可」の案件を選んだ方がスムーズかもしれません。

担当の交代も遠慮なく

転職エージェントでの活動を左右する、キャリアアドバイザーという存在。お互いにどれだけ実績やスキルを備えていたとしても、相性がわるかったり、どうしても意に沿わない場合は、遠慮なくその旨を伝えるべきです。

本当に信頼できるパートナーでなければ、一生の問題を託すわけにはいきません。

応募者の利用は無料であるとはいえ、転職エージェントにすれば立派なビジネスです。そこに妥協はいりません。

連絡を密に取りながら活動

転職エージェント側も複数の担当を掛け持ちしていることが多く、場合によっては連絡がおろそかになることもあります。

また応募者側からの連絡がない状態が長引くと、別ルートで内定が決まったと判断されることもあります。

間が空いてしまった時は遠慮せず、状況はどうなっているか、こまめにメールや電話で連絡を取るようにしていきましょう。

連絡を密に取ることで新しい求人案件を探してくれたり、応募先企業にプッシュしてくれたりなどの対応も期待できます。

信頼できる転職エージェントのアドバイザーを探そう

一度に複数の転職エージェントに登録して、その中で最適なところを見つけよう、と指南する方もいらっしゃいます。

ただ、時間がない中の転職活動となると、転職エージェントとのやり取りだけでも手間となってしまいがち。本来は効率の重視も期待しているのに、そうなってしまっては本末転倒です。

まずは転職エージェントに登録して、エージェント活用するとはどういうことかを理解しながら、且つ効率的・効果的な活動を進めていくことをおすすめします。

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